たまりば

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Posted by たまりば運営事務局  at 

2011年03月16日

節約 vs 買いだめ

大地震のとき、私は瑞穂の実家にいました。
長く揺れはしましたが、恐怖を感じるほどではなく、
物は何も落ちませんでした。

羽村の自宅マンションも同様で、何も変わっていませんでした。

大きく変わったのは、
ガソリンスタンドが閉鎖し、
スーパーの棚が空っぽになったことです。

こういうときだからこそ、買いだめするのではなく、
節約すべきだという意見に賛成です。

ペットボトルを買わなくても、水道水が出るのだし、
お茶碗1杯のご飯を、8分目にすればいいだけです。
自動車はやめて自転車にしたり、
こまめに電気を切ったりするだけです。

でも・・・・
介護をしている皆さんにとっては、どうなんでしょうか。

たかが3時間の停電でも、そういうときに限って何かあったりするものです。
オムツを多めに用意しておきたいだろうし、
寒さ対策も必要だし、
施設やヘルパーさんを頼めない緊急のときのことも考えなければなりません。

私たち元気な若者?は、できる限りの我慢も協力もすべきだと思います。
でも、高齢の父母たちに、
「ガソリンもったいないから、今月は病院行かなくていいかな」とは言えないものです。


私のマンションは、暖房をつけなくても18度あります。
雪の寒い日でも朝から14度はありました。

それが、一軒家の実家では、暖房をつけてもすきま風が寒く、
深夜の廊下は0度です。
トイレの回数も増えてしまいます。

実家は不便なところにあるので、
買物も病院も、歩いていける距離にはありません。

ガソリンもったいないし、被災者の方々のことを考えると心が痛みますが、
今日は車で実家へ行き、病院送迎したいと思います。

  


  • Posted by しゃべろう会  at 11:20Comments(0)日記

    2011年03月01日

    Mさんのこと(過去ログ転記)

    このカテゴリーには
    閉鎖したホームページからの転記や
    過去の介護体験について書きます

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    2010年5月10日(月)
    Mさんのこと

    昨日、今日と泣き続けている。

    しゃべろう会を一緒に立ち上げ、毎回休まず参加してくれていた
    七十代後半のMさんが亡くなった。

    Mさんとはバイトで知り合い、バイトを辞めた後も時々会う関係。
    Mさんは一人暮らしで、妹さんたちも遠方のため、
    誘わなければ外出しないという生活が続いていた。
    手足の調子が悪かったので、ヘルパーさんを頼むよう
    介護認定調査にも同行したが、
    「ヘルパーさんを部屋にあげる前に掃除しなきゃ」という考えで、
    また、食材は生協さんに頼めばいいものを、
    自分の目で確認して買いたいと、スーパー通いを続けた。
    手が悪いので料理はできず、即席物ばかり。
    買物カートは年寄り臭いという理由で断固として使わず、
    自転車を引きずって、重い牛乳やパックご飯を、マンションの4階まで
    一歩ずつ何十分もかけて運んでいた。

    見るに見かねて、しゃべろう会の帰り道、食堂でサンドイッチを食べ、
    耳鼻科へ送迎同行し、スーパーを1時間吟味してまわり、
    八百屋さんで漬物を買い、食品の硬い蓋は開け、玄関の入り口に届け、
    Mさんが見てないすきに、山積みになったゴミを少しずつ持ち出す・・・
    そんな生活を週1回と病院や銀行がある日も送迎同行。

    そして半年が過ぎた頃、私の夫の給料が7万も下がり、
    父母の通院が増え、姉が倒れ入退院を繰り返し、
    同い年のいとこは亡くなるし、舅は末期がんを宣告され、
    生活のため始めたパート先は問題山積で疲労困憊、
    さらにしゃべろう会に人の悪口ばかり言う会員さんが入会し、
    それが原因で、Mさんが大好きだった会員さんが辞めてしまい、
    その対策のため、定例会の曜日を変更してみたり・・・

    とにかく私は疲れていて、無口になっていたと思う。
    それでMさんは「あんたに嫌われている」と言うようになった。

    正直、1時間スーパーの中を見て回るのは苦痛だったし、
    Mさんの病院に合わせるため、自分の親の病院を別の日にしたり、
    気持ちにも時間にも余裕がなくて、作り笑顔で接していたかもしれない。


    月に1回の電話と、月に1回のしゃべろう会に落ち着き、
    私は、パートと実家のことに専念し、
    時々、Mさんに差し入れを持っていく・・・

    Mさんは、病院もスーパーもタクシーで行ってるから平気よ、と。
    私が離れれば、ヘルパーさんを頼んでくれると期待していたのだけれど・・・

    そして12月の寒い日。
    お弁当の差し入れを、玄関のドアノブにかけ、メモをドアポストへ。
    電話は朝から出ない。
    夕方もう一度見に行くが、お弁当はそのまま。
    病院?旅行?

    翌日、マンションの管理会社に問い合わせ、
    折返し、妹さんから電話をいただく。

    数日前、ベッドの下に倒れたまま意識を失い、
    新聞がたまって不信に思った聖教新聞の方が通報してくれたと。

    パート帰り、入院中の病院へ行くと、
    広い病室の大きな窓から夜景を眺めている車椅子の女性が・・・
    「Mさん・・・」

    Mさんは、いつものように照れたような満面の笑顔で
    「いやー、お恥ずかしい」と元気な声を聞かせてくれた。

    私のことも、しゃべろう会のこともわかっていたが、
    「夕飯はこれから?」の質問には
    「どうしよう、わからない・・・」と不安顔に。


    それから数日後、妹さんから電話。
    地方の施設に入ったとのこと。

    Mさんはマンションに一度も戻らず
    すべて業者さんに処分してもらったらしく、
    もちろん、Mさんが大好きだった犬のぬいぐるみや
    愛用のピーターラビットのバック、気に入った切抜きや
    大切なメモの数々・・・
    思い出も日々の癒しグッズも
    さよならを言うこともなくお別れしてしまった・・・




    Mさんが好きだった犬のぬいぐるみが見つからなくて
    ふまふまさんという手のリハビリになりそうなぬいぐるみを持って
    施設を訪ねた。
    他の入居者はリビングに集まっているのに
    Mさんは一人、ベッドに伏せていた。
    ボケた人たちとレクリエーションするのがイヤなんだと思う。

    私のことはすぐわかってくれて、
    会話もかみ合う。

    ただ、私物が何もない。
    予想以上に何もない。

    窓の位置は高く、外の景色は見えない。
    テレビもない。

    カゴの鳥だと思った。

    スタッフは丁寧で優しい。
    掃除も行き届いている。

    でも、好きな私物も、気の合う仲間もいない。
    不便なマンション生活より、苦痛なんじゃないか?



    春になって、桜の便箋で手紙を書いた。
    また会いに行くねって。

    暖かければ、近くの公園へ行き写真を撮ったり、
    食欲があるなら外食もいい。
    そんなことを、共通の友人と計画していたのだ。



    昨日は母の日だったので、ハンカチを郵送した。
    私が十年以上も前にプレゼントしたハンカチを気に入って
    ずっと愛用してくれていたから、
    それと同じイメージの大判ハンカチと
    Mさんは涙がよく出るので今治タオルのふかふかハンカチ。

    そして、妹さんから電話。
    「実は4/17の朝、亡くなったんです」

    「4/6に入院して、入院中も元気で、急だったんです」


    手帳を見る。
    4/6は、Mさんが好きだった元会員に電話した。
    4/17は、しゃべろう会のチラシがなくなったから補充した。

    Mさん、羽村に戻ってきていたのかもしれないね。



    妹さんは私の連絡先がわからなくて困ったという。
    もう何度も伝えてあるし、電話のやりとりもしているのに。
    いや、普通は家族のことだけでも精一杯なのだから
    姉妹の最期をみとるのはそれも大変だろう。

    でも、晩年は、親族よりも、地元の人たちとの交流が主で、
    むしろ、地元の人たちにお別れを言いたかっただろうなぁ・・・
    食堂のおじさん、八百屋のおばさん・・・
    バイトを一緒にやっていた友人も
    早く面会に行けばよかったと後悔している。



    私は、Mさんの孤独を承知していながらも、
    自分の忙しさを理由に、精一杯のことをやらなかった。
    羽村にいたときも、
    施設にはいってからも。

    私の中途半端な親切が、Mさんをギリギリまで独居でムリさせ、
    寿命を縮めたのかもしれない。


    ごめんなさい、Mさん。

    Mさんが命名してくれた「しゃべろう会」
    しばらくは停滞すると思うけど、
    Mさんのような孤独死?を繰り返さないため、続けていくよ。  


  • Posted by しゃべろう会  at 02:49Comments(0)過去日記

    2011年03月01日

    理想の介護~コミュニティカフェ

    コミュニティカフェ構想icon12

    green_downこういう場所が欲しいです♪


    コミュニティカフェやコミュニティレストランが
    結構流行っていますねぇ

    私の理想は
    おしゃれで居心地良くて美味しい空間

    一般のお客さんも美味しい日替わりヘルシーランチと
    石釜焼きパンとピザ

    介護で疲れているご家族が息抜きできる空間
    (息抜き中はボランティアが要介護者を見守る)

    ご家族が勉強会をできる空間

    趣味を発表できる講師デビュー

    ちょっとした発表会

    外国人が自由に集える各国語教室

    いざというときのための24時間一部営業


    ここでボランティアするとポイントで食事できたり特典いっぱい

    駐車場が広くて
    ガーデニングや家庭菜園もできる

    高齢者もボランティアスタッフに登録してポイント集めまくり


    icon_maro02妄想が広がりますicon22  


  • Posted by しゃべろう会  at 02:35Comments(0)日記

    2011年03月01日

    こんなことやってます

    東京都羽村市のボランティアグループしゃべろう会

    羽村市及び多摩地区の
    在宅介護をしているご家族や核家族高齢者の
    息抜きのひと時を目指しています


    ≪活動内容≫

    ①交流会(ブランチorランチorティー)は随時
       会員同士の交流・情報交換

    ②おしゃべり会も随時
       会員・非会員の介護の悩みや現状を傾聴する
        (場所はコミュニティセンター2階/他)


    green_right非会員の方には、名前も聞かないし、お電話もしません
      介護の話がしたくなったときにお気軽にご連絡ください
      ご都合に合わせて、日時・場所を決めましょう
      (基本は1対1でお話をお伺いします)


    ≪会規約≫

      しゃべろう会の目的
       ●地域の情報交換・仲間作り
       ●介護の悩み・不安を傾聴・共感・学ぶ
       ●介護経験者のアドバイスをきく

      やってはいけないこと
       ●宗教勧誘・物品の販売等
       ●しゃぺろう会で話した内容を、本人の許可なく他言する
       ●他者を傷つける暴言・行為

     ★個人情報&投稿に関する注意事項

       ●入会時に記入された個人情報は、会からの連絡及び緊急非常時以外に使用することはありません
       ●個人のプライバシーにかかわる記名投稿や公共性に欠ける内容は削除します


    お問い合わせ等はメールでお願いします ↓
    hamura_kaigo@yahoo.co.jp


    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    施設で働いていたときに
    職員は「家族にも友達にも先生にもなれない」という決まりに
    限界を感じてしまったこと

    できることなら、理想的な施設経営をしてみたいけど
    経験もお金もない私にはムリな話

    ならば、せめて、介護しているご家族の
    話し相手になれないだろうか?

    介護殺人や孤独死をなくし
    誰もが夢に描いていただろうステキな老後を
    実現できないだろうか?

    そんな気持ちでボランティアグループ
    「しゃべろう会」を立ち上げました

    ・・・・・・・・・・・・・
    当初は3人
    ただ知り合いというだけで、介護とは無縁の3人

    それでも、週に1回、お茶のみ会を続け
    会員は出たり入ったり、増えたり減ったり

    現在は「需要がない」という壁を越えられず

    無理して会員は増やさない
    会員同士で気晴らしにお茶
    メールで近況報告・相談・雑談

    そんな気ままな状況ですyotsuba


      


  • Posted by しゃべろう会  at 02:28Comments(0)ご案内