2011年05月05日
山積み物資
遊楽館の駐車場にブルーシートが続きます。
写真の手前にも数メートルのブルーシートがあります。
館内にも物資倉庫があります。
物資は毎日運ばれてきます。
小学生の子が小さな声で言いました。
パンツが欲しい。
1ヶ月半も洗濯禁止の状況で、替えのパンツは1枚支給されただけ。
私が寝泊りしていた宿舎にも、応援物資は山積みでした。
腐って使えなくなる野菜たち。
物資の下敷きになって割れてしまったマグカップ。
仕分けされないまま出番を失った冬服。
善意の応援物資の送り主の伝票は捨てられ、礼状が書けない。
義援金がまだ1円も配られていないため、節約の日々は続きます。
目の前にある物資が配られないため、不便な日々は続きます。
市民の税金で建てた建物の設備を使えないため、不自由な日々は続きます。
ボラン
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石巻へ行ってこられたんですね。
テレビや新聞の報道では知ることのできない現実を知ることができました。
これだけ大きな震災ですので、仕方のない部分もあるのでしょうが、
下着、パソコン、水、お風呂…足りないものは、まだまだあるんですよね。
義援金を送っても避難所の方々に届いていないのなら、別な支援の仕方を考えなければなりませんね。
コメントありがとうございます。
あるのに使わせてもらえない、
というのは、何もないより辛いことだと思います。
ピンポイントで、直接、被災者リーダーに送るのが確実だと思うのですが、東北の方は、個人からの支援を非常に遠慮されます。
この数日は「しゃべろう会」として子供服を何度か寄付しましたが、できれば、もっと大きなグループ名で送ったほうが、気兼ねなく受け取っていただけそうです。